福島県

二岐温泉 湯小屋旅館

二岐温泉はつげ義春が昭和43年『ガロ』に上梓した作品「二岐渓谷」(現在は双葉社『リアリズムの宿』に収録)に登場する温泉地で、福島県会津地方と中通り地方の境界の山間の渓谷に位置しており、作品中の言葉を借用すると「宿屋が崖にしがみつくように点在...
秋田県

強首温泉 おも観荘

※残念ながら閉館したようです。強首(こわくび)温泉は昭和39年に石油を掘削しようとボーリングしていたらお湯が湧き出したところです。石油試掘の際に発見された温泉はこの他にも新潟県の瀬波温泉や月岡温泉、山形県の羽根沢温泉などがありますが、それら...
秋田県

川原毛大湯滝

秋田県湯沢市のウェブサイトによれば、同市の川原毛地獄は青森県の恐山や富山県の立山(地獄谷)と並ぶ日本三大霊地の一つなんだそうで、今から約1200年前に同窓という僧侶によって開山されたとされています。木や草が全く生えない火山のガレが広がる荒涼...
秋田県

日景温泉

日景温泉は一時休業の後、経営母体変更の上でリニューアルオープンしています。この記事を書いた当時とは営業形態が大きく異なっています。当記事では旧経営の時代を取り上げています。羽州街道(国道7号)の矢立峠(秋田・青森県境)近くに位置する、日本秘...
秋田県

八九郎温泉

今回は「奥」の文字がつかない八九郎温泉です。奥々八九郎や奥八九郎はまさに山奥に湧く野湯でしたが、こちらは人里の隅っこにちょこっと開けた畑の中で湧いており、簡素ながら屋根に覆われ脱衣所もあるので、前者に比べればどなたでもアプローチしやすい温泉...
秋田県

奥八九郎温泉

前回の奥々八九郎温泉の手前にも地中からお湯がボコボコ湧き出す天然のジャグジーがあり、こちらは奥の字がひとつ減って「奥八九郎温泉」と呼ばれているようです。視界が開けたわかりやすい場所にある奥々八九郎温泉と違って、一応道沿いにあるものの藪の中で...
秋田県

奥々八九郎温泉

気づけば今まで秋田県の温泉を1軒も紹介してこなかったので、今日からは何回か連続して秋田県の温泉を取り上げてまいります。まずはじめは温泉ファンに名高い野湯である奥々八九郎温泉を紹介しましょう。ここは入浴に適した温度のお湯が、まるでジャグジーの...
北海道

芽登温泉

帯広から足寄国道(国道241号線)を北上して十勝平野を抜けて足寄町へ入り、大きく曲がって坂を下ると芽登集落にさしかかります。ここで道道88号線に入って置戸方面へ15km程北上すると「芽登温泉」と書かれた看板が目に入るので、それに従ってダート...
長野県

松川渓谷温泉 滝の湯

信州の山田温泉から松川に沿って数分登ってゆくと、右手に松川渓谷温泉「滝の湯」の入口が目に入ってきます。入口ゲートを潜り、渓谷の方へ階段を下りて受付へ。尚、この受付では温泉たまごが食べられます(1個60円)。脱衣所から浴室に入るとまずは内湯の...
福島県

古町温泉 赤岩荘

南会津地方の国道401号線を桧枝岐村方面へ南下して旧伊南村地区にさしかかると、山間地ながら視界が開けて伊南川沿いに水田が広がります。この水田の真ん中にあるのが今回紹介する古町温泉「赤岩荘」です。名称には「荘」という文字が含まれていますが宿泊...