(2025年9月訪問)
拙ブログでは久しぶりに北海道の温泉を取り上げます。2025年9月の某日、大沼の畔に位置する「函館大沼プリンスホテル」で一泊しました。黒川紀章が設計したこのホテルは1990年に開業し、当時から現在に至るまでいわゆる西武系(旧コクド系)のプリンスホテルとして営業を続けていますが、ホテル自体は2025年3月に、併設するゴルフ場とともに韓国資本により買収されています。このため、ホテルブランドこそ西武系プリンスホテルのままですが、サービス面を含めて実質的には韓国色の強いホテルになっています。そんなことを知らずに利用した私は、ホテル内に溢れるハングル、韓国人客の多さ、食事で目立つ韓国料理などに驚き、どうしたものかとネットで調べて、買収されていた事実を知りました。韓国の皆さんには北海道の美しい景色やゴルフ場がとても魅力的に映るのでしょうね。
ちなみにこちらは宿泊時に利用した客室です。落ち着いた雰囲気で快適に過ごせました。
さて、こちらのホテルは西武が名実ともにオーナーだった頃に掘削した西大沼温泉という自家源泉の温泉を所有しており、その温泉を引いた大浴場「森のゆ」は宿泊客のみならず日帰り入浴での利用も可能です。
管内の案内表示に導かれて地下へ向かうと、長い廊下に面して男女各浴場の入口があるのですが、男湯と女湯はかなり隔たっており、その様子から両浴場は左右に長い造りであることが窺えます。
浴場入口にはカードキー式の自動ドアが設けられており、これによって無銭入浴を防いでいるのでしょう。更衣室は広くてロッカーもたくさんあり、飲み水のサービスも用意されているのですが、備え付けのアメニティが少なく、例えば髭剃りやヘアゴム、シャワーキャップなどはありません。またドライヤーもパワーが弱い機種なので、そうした意味で使い勝手はいまいちかもしれませんが、諸経費が高騰する昨今ですので致し方ありませんね。
内湯についてはラフスケッチ風のイラストでご容赦ください。男湯の場合、入って右側に洗い場が配置されており、シャワー付き混合水栓が7もしくは8基並んでいます。一つ一つのシャワーブースには仕切りが付いていて、しかも1カ所あたりのスペースが広いためにストレスなく体を洗えます。もちろんシャンプーやリンス類は完備。窓の下に設けられた内湯の浴槽はゆとりのある大きさで、加温された温泉が掛け流されています。
露天風呂の画像はホテル公式サイトよりお借りしました。ご了承ください。
大沼国定公園には大小120程の沼が点在しており、このホテルもその中の1つに面しているのですが、露天風呂はその沼と一体になっているかのような造りで、当世風に表現すればインフィニティ風呂と言えるのかもしれず、同じ北海道で以前はプリンスホテルとして営業されていた旧ニセコ東山プリンスホテル(現ヒルトンニセコビレッジ)の露天風呂を彷彿とさせます。そしてこの露天風呂にも内湯と同様に加温された温泉が掛け流されています。
内湯・露天ともに湯口からは35℃程のぬるい非加温のお湯が注がれており、浴槽内にて加温することで湯浴みに適した温度を保ち、その上で掛け流しています。お湯は無色透明無味無臭の単純泉ですが、塩素系薬剤による消毒が実施されているため、微かに消毒臭が感じられました。比較的重曹の多いお湯だからか、サラサラ感やスベスベ感がある程度得られますが、正直なところ、掴みどころに欠ける泉質と言えなくもないかな・・・。とはいえ、かけ流しの湯使いである点は嬉しいですね。
函館大沼プリンスホテル4号温泉
35.1℃ pH8.2 湧出量測定不能(動力揚湯) 溶存物質0.348g/kg 成分総計0.356g/kg
Na+:60.5mg(93.93mval%),
Cl-:29.3mg(29.33mval%), S2O3–:0.2mg, SO4–:32.9mg(24.38mval%), HCO3-:74.9mg(43.46mval%),
H2SiO3:138.3mg,
(令和7年8月18日)
加温あり
加水無し(湯張りの際のみ加水あり)
消毒あり(塩素系薬剤使用)
循環なし
北海道亀田郡七飯町西大沼温泉
0138-67-1111
ホームページ
日帰り入浴14:00~18:00 3月後半のメンテナンス日以外は営業
1100円
ロッカー・シャンプー類・ドライヤーあり
私の好み:★★

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