つがる市 森田温泉 2025年10月再訪

青森県

(2025年10月訪問)
「犬も歩けば温泉に当たる」と表現しても過言ではなかったほど、数年前まで青森県内にはとても多くの温泉浴場が営業しており、その多くが温泉ファンを唸らせる素晴らしい泉質の源泉を有していました。しかしながら、施設の劣化、源泉の枯渇、経営者の高齢化、過疎化の進行による人口減少等、温泉を取り巻く経営活況が年々厳しくなるに伴って、廃業してしまう温泉浴場も相次ぎ、拙ブログで取り上げた施設でも過去帳入りしてしまったところが少なくありません。

今回取り上げるつがる市(旧西津軽郡森田村)の森田温泉も、しばらく休業状態が続き、もしかしたらこのまま閉業してしまうのではないかと危惧されていましたが、昨年あたりから毎週土曜日のみ、しかも昼から夕方までの時間帯に限定して営業が再開されるようになったため、2025年10月の土曜某日に当地を訪れていた私は、万難を排して当地へ向かうことにしました。なお森田温泉は私が大好きな温泉であり、拙ブログでも過去2回取り上げています(初回記事はこちら、2回目の記事はこちらを、それぞれご参照ください)。

ネットで営業の情報を得ているものの、本当に営業しているのか、不安を抱きながら引き戸を開けたら、いつものおばあちゃんではなく、物腰の柔らかな男性が対応してくださいました。湯銭を納めて中へお邪魔します。

浴室の中は以前と変わらず、昭和30~40年代の建築物によく見られる豆タイルを多用したレトロな感じのお風呂ですが、床のタイルにこびりついた赤茶色が以前よりかなり濃くなっているような気がします。

以前と変わらず、アワアワのぬる湯が大量投入されており、一度湯船に肩まで浸かると、あまりの気持ち良さに湯船から出られなくなってしまいます。泡付きの多さ、滑らかなツルスベ浴感、湯上がりの爽快感、その全てがブリリアント。非常に素晴らしいお湯です。

お湯の見た目はほぼ無色透明ですが、僅かに黄褐色を帯びつつ微かに霞んでおり、美味しい出汁味に清涼感を伴うほろ苦味(重曹味)、金気味、そして炭酸味がミックスして感じられます。

浴槽からオーバーフローして捨てられるお湯もまた豪快。それだけ湯船のお湯は新鮮な訳ですね。
現在のところ、土曜日のみの限定営業が続いていますが、無理しない範囲でこれからも営業していただき、変わることなく我々温泉ファンを魅了し続けてほしいと切に願っております。

森田温泉2号泉
ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉 42.5℃ pH6.7 湧出量測定不能(動力揚湯) 溶存物質4.860g/kg 成分総計5.262g/kg
Na+:1438mg(91.48mval%), Mg++:21.3mg, Ca++:31.9mg, Fe++:0.9mg,
Cl-:1467mg(61.02mval%), Br-:5.0mg, HCO3-:1606mg(38.79mval%),
CO2:402.0mg,
(2019年11月14日)
加温加水循環消毒なし

青森県つがる市森田町森田月見野110-2
0173-26-2211

2026年現在、土曜日のお昼頃~夕方頃限定で営業
(念のためその都度ご確認ください)
400円
備品類なし

私の好み:★★★

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