北海道からの帰りは、久しぶりに寝台特急「北斗星」に乗ってみることにしました。
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まずは切符から。川崎新町駅で発行してもらった料金補充券です。B寝台の個室を希望していたのですが、連休中のためか生憎満室だったので、今回は開放B寝台の下段です。個室と開放寝台が同じ料金ってなぜなのかしら。
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ちなみに前回「北斗星」に乗ったのは、なんと20年前! B寝台個室(ソロ)でした。
その時のキップを発見したので、ついでにアップします。懐かしのL型マルス券です。
今回は旅程の都合で長万部から乗車。「北斗星」の長万部発車時刻は19:55ですが、出札・改札は19:15までなので、この駅から「北斗星」に乗る場合は無改札で駅構内に入ることになります。
駅ホームには誰もいない。寂しい駅…。冬の冷たい風がホームの上を吹きぬけます。
5分ほど遅れて「北斗星」が入線。結局この日この列車に乗ったのは、私ともう一人のおじさんの計2人だけでした。
さっそく指定された寝台に向かいましょう。久しぶりの寝台列車に聊か興奮気味。
上段には既に別のお客さんが乗っていました。
車内では長万部名物の駅弁「かにめし」を頬張りました。蟹のほぐし身たっぷり、ご飯の味付けもいい具合で、とっても美味い。
今回乗車した車両はオハネフ25 8。JR北海道の所属。
朝食は食堂車「グランシャリオ」で洋風朝食をいただきました。1600円という驚きのexpensive価格ですが、今の日本で食堂車が連結されている列車なんて殆ど無いわけですから、旅の記念として利用することにしました。でもできたての温かい食事は美味しかったですよ。オープンとほぼ同時に食堂車へ行ったので幸いにも待たずに席を確保できましたが、ちょっとでも遅れると30分ぐらい待たされるようです。朝食は予約制ではないので仕方ありません。
大宮にはほぼ定刻到着でしたが、大宮~上野は車両に付着した氷が線路に落ちてバラストを跳ね上げ他の車両のガラスを割る危険性がある、との理由で、65km/hの速度制限で走行し、上野には5分ほど遅れて到着しました。大宮にも上野にも撮り鉄のあんちゃんたちが黒山の人だかり。寝台列車は人気が高いんですね。
自分がさっきまで乗っていた寝台を、ホームからガラス越しに撮影。
こんど寝台列車に乗るのはいつになるのやら…。
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