蘇澳冷泉 阿里史冷泉

台湾

(2025年5月訪問)
※この記事は2025年5月上旬に訪問した際の状況を記載しています。当時は無料で利用できましたが、現在は有料となっています。詳しくは記事の下部をご参照ください。

前回及び前々回記事で取り上げた台湾北東部の礁渓温泉からまず電車で宜蘭へ向かい、市街地でレンタカーをピックアップしてから台湾東部の温泉を巡ることにしました。この日は昨年5月に拙ブログで取り上げた「南澳(魯基岳夫)温泉」を目指していたのですが、現地へ向かう途中に蘇澳を通過するので、せっかくですからご当地の冷泉へ入ることにしました。蘇澳では有名な冷泉公園の他、冷泉を引いている民間の旅館でも日帰り入浴することができますが、公営の公衆浴場でも入浴可能ですので、今回は公営公衆浴場である「阿里史冷泉」を利用しました。
以前この浴場は清潔感に欠ける施設だったのですが、2022年にリニューアルされて、すっかり綺麗になりました。

こちらの浴場は無料で利用でき(※)、かつ番台や受付などに常駐の係員がいない無人の施設です(※)。入口は男女別となっており、私が利用すべき男風呂の入口は正面向かって右側です。
(※)2025年5月上旬当時の状況です。

中に入って階段を下ってゆくと・・・

地階に浴室が広がっています。男湯の場合、左手は洗い場でシャワーが複数設けられていますが、水だけでお湯は出ません。夏ならば全然問題ありませんが、常夏の台湾とはいえ宜蘭の冬はそこそこ寒くなりますので、水だけのシャワーはちょっと辛いかも。まぁ無料の浴場ですから贅沢は言えないのかもしれませんね。
なお着替えは場内の棚がある場所で適当にどうぞ。こちらの浴場では水着を着用せず、全裸で入浴します。

浴槽はやや浅い造りですがとても大きく、底に玉砂利が敷かれています。

アングルを変えて撮ってみました。浴槽は冷泉が湛えられたこの大きなもの一ヶ所だけ。洗い場のシャワー同様にお湯が張られた浴槽はありませんので、どうしても温かい湯船に浸かりたい方は、こちらの浴場ではなく有料の温泉公園か民間の旅館をおすすめします。

浴槽の冷泉は玉砂利の底から気泡と共に湧き上がってきます。上がってくる場所は定まっておらず、浴槽内の広範囲にわたっています。

冷泉と気泡が上がってくる様子を動画撮影しました。冷泉は無色透明で、ほのかながらはっきりとした卵黄の香りが漂い、炭酸味も感じられます。冷泉とは言え、日本のサウナ愛好家が好むようなキンキンに冷えた水風呂みたいな水温ではなく、おおよそ20~25℃ですので、入った瞬間は冷たく感じるものの、すぐに水温に慣れるかと思います。この冷泉に肩まで浸かると肌に気泡がびっしり付着し、全身泡だらけになるので、アワアワな温泉が好きな御仁にはたまりません。その泡が肌の上でプチプチと弾ける刺激が感じられるのも、蘇澳冷泉の魅力のひとつ。そして長く浸かっていたくなるほどの気持ち良さに体中の神経が支配され、冷泉から上がった後も体が冷えることはなく、寧ろ血行の促進を実感できることでしょう。

裸になって入浴するのは嫌だという方は、こちらへどうぞ。なお放し飼いのワンコが目の前に立ちはだかっているのはご愛敬。
(台湾って、都市や田舎を問わず犬が放し飼いにされているので、犬嫌いの人には旅しにくいところかと思います)

こちらは水着着用の露天冷泉浴槽で、足湯ならぬ足冷泉もできますから、手軽に冷泉を体験したい場合はこちらを利用すると良いでしょう。上述の地階公衆浴場と同様に、こちらも無料で利用できます(※)
(※)2025年5月上旬当時の状況です。


さて、この記事を書いている際に「阿里史冷泉」の現状を確認すべくネット検索したところ、私が利用した2025年5月上旬時点と大きく変化した要注意点がありましたのでご報告致します。
上述の通り、地階の公衆浴場も露天の浴場も当時は無料で利用できたのですが、その2~3週間後の2025年5月20日より、両施設とも有料化されたそうです。具体的には、地階の男女別公衆浴場・露天の浴場ともに80元(子供や高齢者は半額)とのこと。なお、この料金をどこで支払うのか等については分かりませんので、ご存じの方がいらっしゃいましたらお知らせください。

 

 

 宜蘭県蘇澳鎮泉興巷5號

24時間利用可能(毎週木曜定休)
80元

私の好み:★★+0.5

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました