千葉県某所 ガソリンスタンドの冷鉱泉

東京都・埼玉県・千葉県


(2024年6月訪問)
今回は小ネタを取り上げます。
入浴できませんのであしからず。
千葉県の房総半島を車で走行中、給油のために某所にあるガソリンスタンドへ立ち寄りました。


給油ついでに洗車も。


拭き上げ用の雑巾を洗うために、敷地内の流し台で水栓を開けて水を出したところ、水の色がちょっとおかしい。


たまたま持っていた空のペットボトルに入れてみたら、薄い麦茶のような色の水がボトル内に満たされたのでした。配管の赤錆ではないですよ。たとえ長時間水を出し続けても、この水栓から出てくる水の色はこのままです。

この拭き上げ場の水栓から出てくる水は冷鉱泉で、いわゆる重曹泉型のモール泉に分類されるようなタイプかと思われます。界隈では黒湯の入浴施設があったり、同様の色合いの冷鉱泉が垂れ流されていたりするので、この地域の地中には重曹泉型の薄いモール泉が大量にストックされているものと思われます。試しにペットボトルの水を口に含んでみたところ、ほぼ無味無臭でしたが、わずかに重曹泉的なほろ苦味が得られました。この鉱泉をバスタブに溜めて夏の暑い時期に入浴気持ち良いしたらさぞ気持ち良いでしょうね。

千葉県には温泉地が無いと言われますが、マニア受けするような個性的な鉱泉なら他の県に劣らないほどたくさんあり、探れば探るほど千葉県の鉱泉が持つ魅力に惹かれてしまいます。

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