ハンガリー北東部に位置する高原の町エゲルは街中に古い文化財が数多く残る城下町で、ブダペストから比較的近い場所にあるため、いつも多くの観光客で賑わっています。このエゲルから西方へ約7キロバスに揺られたところにあるのが温泉地エゲルサロークで、トルコの世界遺産パムッカレを思わせる真っ白な石灰棚と、そこから湧く湯量豊富な温泉が有名です。
数年前までは石灰棚から湧く温泉を、そのまま露天で野湯のようなスタイルで湯浴みすることができたそうですが、現在では開発が進み、石灰棚から引湯された温泉の他にプールやサウナ・エステなど様々な施設が整備された一大スパリゾートとして生まれ変わりました。本当ならば開発される以前の野趣溢れる温泉に入ってみたかったのですが、今となってはもう無理ですし、また、新しいリゾート施設に関する日本語の情報を書籍でもウェブ上でもあまり目にしなかったので、ものは試し、どんなところなのか実際に行ってみることにしました。ここでは現地に行くまでのプロセスを含めて紹介してまいります。
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①列車とバスを乗り継いで、ブダペストからエゲルサロークへ
ブダペストからエゲルへは直通列車もあるのですが、停車駅が多く所要時間が嵩むので、途中駅まで特急に乗ってそこからローカル線に乗り換えてエゲルへ向かうことにしました。まず7:33にブダペスト東(Budapest keleti)駅を出発するインターシティー657列車に乗車(ハンガリーのインターシティーは全列車座席指定です)。1時間20分強の乗車、Füzesabony駅で下車し、エゲル(Eger)行のローカル列車に乗り換え、20分弱の乗車、定刻より約10分遅れでエゲルに到着。ローカル線らしい閑散とした駅を出て1ブロック先を右に曲がると、街路樹が綺麗なデアーク・フェレンツ(Deák Ferenc)通りになりますので、緩い上り坂になっているこの通りを1キロ強(15~20分)歩きます。しばらくすると正面に大聖堂が聳え立っており、そして大聖堂のまわりを囲む緑豊かな公園の中にバスターミナルがあります。
ロータリー状のバスターミナルには次から次にバスが発着していますが、エゲルサロークの温泉へ行くバスは運行本数がかなり少ないので要注意です。エゲルサロークへ行くバスなら本数も多いのですが、温泉はエゲルサロークの更に奥に位置しており、そこまで足を伸ばすバスは少ないのです。インフォメーションに”Salt Hill Rogner Thermal Spa”のホームページのハードコピーを見せて、どのバスに乗るべきか聞いたところ、10:15に7番乗り場から出るKerecsend行(Demjén経由)に乗れ、とのこと。幸い20分ほどの待ち合わせでそのバスに乗ることができました。尚、このバスを乗り過ごしていたら次は14:10まで待たねばなりません(バスターミナルには発車案内の電光掲示板があります)。
バスの運転手に先ほどのハードコピーを見せて目的地を知らせて乗車し、エゲルから約15分で温泉前へ到着。辺りには畑と林以外何もありません。バス停近くには広い駐車場があり結構な台数の車がとまっています。そしてその奥にリゾート施設らしき建物がちらちらと窺えます。その建物の方向へ歩くこと約5分、視界の右手には真っ白な石灰棚が見え、そして正面には鮮やかな青いプール群を前にして”Salt Hill Rogner Thermal Spa”聳え建っていました。建物の下層階はリゾート施設として使われ、上層階はホテルの客室のような構造になっているのですが、その上層階はまだ工事中で(あるいは工事途中でストップされたまま)、一般客は立ち入れないようになっていました。
ブダペスト発のインターシティー657列車及びその車内。結構混んでます
Füzesabonyから乗り換えたローカル列車とその車内。
インターシティーとは打って変わって、実に長閑な雰囲気です。
エゲル駅はローカル線らしく、質素で閑散とした駅です。
左:ロータリー状に丸くなっているバスターミナル
右:7番乗り場から出るKerecsend行バス。乗客が多く、ほぼ満席で出発
バス停を下り、いかにも開発しましたといわんばかりの開けた一本道を歩くと、この画像のように、右手に白い石灰棚が、正面にスパリゾート施設が見えてきます。リゾート施設の上層階は工事中なのか、まだ入れない状態です
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②入場、そして入浴へ
新しいだけあってエントランスはとても綺麗ですが、綺麗過ぎてどこか無機質な感が否めません。受付窓口はまるでテーマパークのように、窓口とゲートが一体型になっているものが何列か並んでいるのですが、私が訪れた時は一箇所しか機能しておらず、しかも窓口のお姉さんも実に無愛想。ちょっと不安になりながら料金を支払い、安物の腕時計のようなリストバンドを受け取ります。このリストバンドで入退場の記録他、ロッカーや場内の買い物にも用いられます(場内の買い物や飲食で現金を使うことは無く、全てリストバンドのICチップによって購入履歴が管理され、退場時に精算するシステムとなっています)。
ロッカールームでもリストバンドが活躍。まず係員にバンドを渡すと、係員は専用の機械にそれをかざし、これにより私が使うロッカーの番号が指定されるので、そのロッカーに向かいます。ロッカーにもリストバンドをかざす受信部があるので、そこにタッチして扉を開け、着替えを済ませて荷物を入れたら扉を閉めて再び受信部にバンドをタッチして施錠します。
パウダールームを通って出ると、そこはウォータースライダーが設けられた屋内プールでした。親子連れが欣喜雀躍として水遊びに興じています。ここは温泉ではないのでパス。このプールが結構大きいので、温泉はないのかもしれないと、受付窓口で感じた不安を増幅させながらプールを通り過ぎたら、奥の方に温泉槽がありました。屋内で若干薄暗いのですが、広々としていて悠々と湯浴みできる浴槽です。壁には「0~12歳はダメ」「深さは0.9m」「38℃」「入浴は30分以内」という意味を表す図案が掲示されていました。お湯は白濁しており、硫黄の匂いに加えて弱いながら泉質由来と思われる(クレゾールのような)薬品臭が湯面から漂っています。甘みと石膏の味。石灰分が濃いためかギシギシとした浴感です。またじっと浸かっていると細かな気泡が全身にびっしり付着します。気泡がつくということは温泉が新鮮であることの証左でしょう。完全なリゾート施設と化した温泉ゆえにお湯は期待できないものと高を括っていましたが、なかなか本格派です。日本ではあまり見られない泉質ではないでしょうか。大きな窓の外を見ると真っ白な石灰棚が目の前に迫っています。あそこで湧いたお湯に浸かっていると思うと、なんだか嬉しいものです。この温泉槽も単に入浴するだけの槽もあれば、洞窟風呂になっているものもあり、また温泉水ではないのですが、ヨーロッパには珍しい42℃の温浴槽もあったりと、いろいろと趣向を凝らしたお風呂が設けられていて、どんなお風呂や設備があるのか探検気分で施設内を巡るのも面白いでしょう。
温泉槽は屋内だけではなく、露天風呂もありました。外へ出ると、二重になった大きなプールのような円形の浴槽に、温度が別々に設定された温泉水が張られています。石灰棚を眺めながら温泉にじっくり浸かることができるわけです。なお屋外プールは中央を境にして左が普通のプール、右側が温泉プールとなっており、温泉プールについてはそのことがわかるように境界付近に”Medicanal Water”と記された表示がありました。ヨーロッパで温泉は行楽や保養のみならず医療目的に用いられますので、このような表現になるのでしょう。先ほど「入浴は30分以内」という掲示があることを述べましたが、これも温浴療法に適した入浴時間だと思われます。
源泉掛け流しを実感できるかつての野趣溢れる温泉を堪能することはできませんが、緑豊かな自然の中、設備の整った綺麗なスパリゾートで白い石灰棚を眺めながら、硫黄の匂い漂う良質な白濁の温泉に浸かるのも、なかなか爽快なものです。温泉ファンなら60℃の温泉が音を立ててドバドバ湧いている石灰棚を見るだけでも、十分に興奮できるのではないでしょうか。
左:綺麗なロッカーがずらっと並ぶロッカールーム
右:ウォータースラーダーのある屋内プール
プールの奥にある温泉槽。白濁したお湯です。
歩行湯(左)や42℃の浴槽(右)もあり、バラエティーに富んでいます
石灰棚を目の前にして入浴できる露天の温泉プール
エゲルサロークの石灰棚。トルコのパムッカレと比べればはるかに小さなものですが、真っ白い石灰の段々状の棚から、シューシュー・ゴボゴボと音を立て、硫黄の匂いを強く漂わせながら温泉が湧き出る様は、なかなかインパクトがあります
このように石灰棚のあちらこちらからドバドバと勢いよくお湯が湧いています
行き方は上記①をご参照ください
※バスは休日になると本数が激減しますので注意を要します
往路のエゲル発Kerecsend行の時刻表
金槌が交差したようなサインは月~金運転。
○の中に金槌が交差したようなサインは日祝日を除く毎日運転。
十字印は日祝日運転
復路の温泉前発エゲル行の時刻表
左が月~金、真ん中が土曜、右が日曜。ご覧のように日曜は殆ど運転されません
バス運賃は片道200フォリント
(いずれも2009年7月現在のものです)
※2013年2月19日追記:みいさんが上記路線バスの最新の時刻をコメント欄に書き込んでくださいました。当ページ下部のコメント欄をご参照ください。
所在地:Forrás 4. Egerszalok 3394 地図
電話:(36)688-500
ホームページ
(英語のページもあり、かなり詳しい情報が載っています)
10:00~20:00 無休
2500フォリント(デポジットは無し)
パウダールーム内にドライヤーあり
更衣室は男女共用(更衣用個室有り) 水着着用
構内は広いので、ビーチサンダルを持参することをおすすめします
私の好み:★★★
コメント
エゲルサロークの温泉
エゲルサロークの温泉に行ってきました。
このホテルではなく、その脇にある小さな露天風呂をお勧めします。
最新情報です。
夜の11時までやってます。
14歳以下は入湯禁止です。(一応ね。おとなしく騒がなければ大丈夫らしい。)
行きかたはブダペストのメトロのスタジオロク駅隣接のバスターミナルから30分に一本エゲル行きが出ています。
電車よりもバスで行ったほうが乗換えが楽です。
エゲルのバスターミナルからエゲルサロークの温泉前までバスが約一時間に一本。
ただし、エゲル行きの最終が20時25分です。
タクシーはエゲル町中で予約しておかないといけません。
流しのタクシーなどきっと来ないでしょう。
温泉の前に大きなホテルのスパができていて、景観を損ねています。
このホテルの右手前に小さな露天風呂が4つ?できていて、40度ぐらいから35度ぐらいまで選べます。
昔のひなびた露天風呂はもうありませんが、まあ似たようなものです。
40度は日本人にとっては満足できるれしい温度です。
白っぽく濁ったきれいな青い水です。
飲めます。塩分は感じませんでした。
入り口に小さな小屋があって入場料を払います。
浴槽前のベンチに脱いだものを引っ掛けるだけ。
トイレはありますが、売店小屋は閉まっていて、何も買えません。
エゲルのバスターミナル周辺で
弁当、飲み物を調達するのがいいと思います。
それから、バスに乗ったときに、降りる場所をはっきりと運ちゃんに言って、停まってくれるように何度も確認させる必要があります。
私はあれほど念を押しておいたのに、止まってくれずに次の町まで連れて行かれてしまいました。
バス停1つでも距離があるので歩いて戻るのは大変です。
進行方向左を見ていてあの特徴ある湯気の立つ白い山石灰棚が見えたら即、叫んで停まってもらってください。
見学のみなら外からで充分です。
裏の道から白い泉源の上まで行けます。
小屋があったので、ひょっとして夏は見学料金をとるかもしれません。
0度近い寒い日でしたが、ぽかぽか温まってすばらしい温泉です。
急いで脱いで急いで入れば大丈夫。
あがるときは一番熱い風呂のお湯が出てくるところにしばらく居て、体を充分に温めてから急いで出て、タオルでざっと拭いただけで急いで着ます。
かえりのバスの時間に合わせて出てください。
エゲルバスターミナルより温泉Egersalok温行き
10時15分(7番ホームより)
12時30分(6番より)
13時13分(6番より)
14時10分(7番より)
温泉Egersalokよりエゲルバスターミナル行き。
13時17分
14時17分
15時33分、
16時30分。
18時25分
20時25分。最終。
丸太があるのでそこに腰をかけて待ちます。
すばらしい秘湯でした。
あの、ホテルさえなかったらもっとよかったのに。
もちろんホテルのスパも同じ泉源ですし、大きくて遊べるので子供連れにはスパのほうがいいです。
お疲れ様でした
みいさん、こんばんは。
>その脇にある小さな露天風呂
小さな露天風呂なんてあったんですか!? あるいは最近できたのでしょうか。知りませんでした。お話から想像するに、リゾートのプールなんか入るよりもはるかに良いですね。しかも40℃の槽があるなんて最高です。ブログの記事ではいかにも「楽しかったですよ」と言わんばかりの調子で文章を書いていますが、正直なところ、バスを降りてあのホテルを目の前にし、以前の露天風呂が姿を消してしまったことを知ったときには、かなり落胆したんです。その時、てっきりエゲルサロークにはあのリゾートしか無いものとばかり早合点していましたので、もっと細かく調べておけばよかったと後悔しています。
最新情報ありがとうございます。特に路線バスの時刻など交通面の細かな情報は非常に貴重です。ハンガリーの温泉に関する拙ブログの記事は恒常的にアクセスされているようですので、きっとこれを見て参考になさる方がいらっしゃるものと思います。
>止まってくれずに次の町まで
あちゃ…。実は私も海外旅行でよくこの手のトラブルに遭ってます。いままでのワースト記録を挙げると、中国広東省の田舎や、ドイツ・バイエルン州のアルプスの麓で10キロ以上遠くまで連れて行かれ、いずれも歩いて目的地へ戻る羽目に…。以来、海外の運ちゃんを信用できず、バスに乗ったら地図と車窓を見比べながら、神経を尖らせて下車すべき場所を見逃さないようにしています。
エゲルサロークの最新情報に接し、再びハンガリーの温泉を巡ってみたくなりました。ありがとうございます。
行って来ました
私もエゲルサロークの温泉に行って来ました。
リゾートの方ではなく、手前の温泉です。
そうなのです、こちらのブログ(みいさんのコメントも)を拝見して、おおいに参考にさせていただきました!
特に「あれほど念を押したのに次の町まで」のコメントを読み、私はハンガリー語はもちろん英語も苦手なのでこりゃいかん。。。と、宿泊していたホテルの人に頼み「エゲルサロークの温泉に行きたいです。着いたら教えて下さい」という文をハンガリー語で書いてもらい、そのメモをバスの運転手さんに見せて無事に到着できました。
今月中旬に行ったのですが、浴槽は3ヶ所で、お湯は38度、37度、35度でした。
季節によっても違うのかもしれませんが、秋めいてきたとはいえ晴れて日差しが眩しい日だったので、長湯できるちょうど良い温度設定でしたよ。
浴槽の間にシャワーがありましたが水しか出ないようだったので、うたせ湯を浴びてから入りました。
1人旅だし、リゾート施設よりのんびりお湯につかれると思って選びましたが行って良かったです。
温泉に入りながら石灰棚は見られませんが、みなさん本を読んだり、おしゃべりしながらのんびり過ごされている中、私もゆったりした時間を過ごすことができました。
地元の銭湯という感じでしょうか。
売店は12時くらいに開きましたが、シーズンによるかもしれませんね。
更衣室は男女別のプレハブっぽい所ですが、ドライヤーとバケツ型の簡易脱水機があり役立ちました。
みいさんが書かれたように、荷物は浴槽前のベンチに置くだけですが何の心配もありません。
温泉の料金は1100Ftでした。
エゲルに戻るバスですが、停留所に記載されていた時刻(午後)を記しておきますね。(2014年9月)
(平日)
12:03、13:07、14:07、14:58、15:33、16:30、18:25、20:25
(土曜日)
12:03、14:58、16:17、18:25、20:25
(日曜日)
12:57
※バス会社のサイトでも調べられるようです
http://www.agriavolan.hu
ハンガリーは10日間行ってたので、ブダペストでは3ヶ所(ゲッレールト、ルダシュ、ヴェリベイ)と、ヘーヴィーズにも行って来ました。
ヘーヴィーズはぜひまた行きたい温泉です。
36度くらいだったので温度はちょうど良かったですが、時たま小雨も降り、湖からあがると肌寒かったので、次回はもう少し気候の良い時期に、そしてもっとゆっくり滞在してみたいです。
ありがとうございました。
Unknown
あきさん、こんにちは。
ハンガリー旅行、お疲れ様でした。私のブログがあきさんの旅行のお役に立てたようで、とても嬉しく思います。記事自体はいい加減ですし、既に鮮度が落ちつつありますが、みいさんが詳しいコメントを寄せてくださったおかげで、役立つ内容になったかと思います。慣れない土地での路線バスは大きな不安が伴うものですが、あきさんが実践なさったような、事前の準備やちょっとした工夫が旅を円滑にさせるものだと改めて認識させられました。
エゲルサロークの白い石灰棚の美しさはとっても印象的ですよね。あぁ、私も手前側の温泉へ行きたかった! どうして訪問時に気づかず、リゾートの方へ行ってしまったのか、後悔しきりです。あちらの方は、温泉でゆっくりノンビリ、悠々自適に過ごすんですよね。欧州他国の温泉でも同様の光景を目にし、日本でもあのような利用方法が導入できやら良いな、と何度も感じました。
バスの時刻表は、みいさんの時からかなり変更されているんですね。しかも日曜はほとんど使いものにならない(涙)。当地へバスで行くならば、週末は避けた方が良さそうですね。実に貴重な情報をありがとうございました。
ヘーヴィーズは、私が行った時も小雨が降っており、肌寒く、一度湖に入ったら、寒くて出られなくなってしまいました。でもあんな体験は、他では絶対にできませんよね。晴れた日に再訪したいものです。
こちらこそ、コメントを書き込んで下さり、ありがとうございました。
露天風呂
その脇にある小さな露天風呂
私の一番好きな温泉です。
お勧めします。
以前からあった露天風呂はこちらです。
ぬるめから熱めの3種類の露天風呂と簡単な打たせ湯です。
日本人でも満足できる熱さが嬉しかったです。
静かでほっこリできる空間です。
地元の人たちから、「いのししの泥浴場」と言われ親しまれている温泉だそうです。
もちろん白濁したきれいなお湯です。
このお湯をペットボトルに持ち帰り冷蔵庫で冷やすとあら不思議、硫黄のにおいが消えて美味しいミネラルウオーターになります。
お試しください。
食べ物飲み物はバス停の前のスーパーで調達してからいきましょう。
日によって、季節によって何も売ってないときがあります。近くにスーパーなどもありません。
あの自然破壊のスパホテルさえ建たなければ、自然の中にぽつんとある、ひなびた味のある野湯だったのです。
ホテルを見ないように入りましょう。
Unknown
みさえさん、こんにちは。
現地情報をありがとうございます。
「いのししの泥浴場」。牧歌的で長閑な情景が想像できる名前ですね。あの真っ白なトラバーチンは本当に美しく、まさに自然の恵みだと思いました。しかもあのお湯を冷蔵庫で冷やすと硫黄の匂いが消えるとは実に不思議。温泉って面白いですね。
またハンガリーへ旅する機会があれば、是非とも再訪したい一湯です。