千葉県鴨川市 粟斗温泉

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(2026年3月訪問)
春が近づき夜の冷え込みが少しずつ緩んできた2026年3月初旬の某日、鴨川市内の某漁港で夜明け前から釣りを始め、アジを爆釣して悦に入っていた私は、悦のみならず湯にも入って更に気持ち良くなろうと考え、鴨川市街からちょっと離れた里山の一角にある粟斗温泉へ向かいました。こちらの施設はしばらく休業していましたが、リニューアル工事を経て2025年11月末に営業を再開しています。

一見するとごく普通の民家かと見まがってしまう渋い佇まいですが、道路に沿って長く伸びる平屋の棟が、かつてここが旅館だったことを物語っています。なお現在は日帰り入浴専門として営業しています。
玄関の引き戸を開けると、オーナーの方が笑顔で出迎えてくださいました。料金を支払い、貴重品を上がり框付近にあるロッカーへ収め・・・

1階の廊下を進んで突き当たりに位置している浴室へ向かいます。途中、廊下の右側には休憩用のお座敷があり、利用者は無料で利用できるほか、有料の休憩個室もあるそうです。また、ごくたまに飲食営業を行うようです。

男女別の浴室はタイル張りで、浴槽が一つ、シャワー付きカランが3つ、それぞれ設けられています。全体的に淡いグリーンの色調で統一されていますね。

浴槽はホームベースみたいな形状をしており、おそらく3~4人サイズかと思われます。浴槽内側面に循環装置の吸込口らしきものを確認できますが、訪問時には稼働していませんでした。館内に掲示されている平成30年の分析表には、お湯を循環させている旨が記載されているように、以前はお湯を循環させていたのかもしれませんが、現在は循環させず、後述する蛇口から出すお湯を溜めておくスタイル(溜め湯式)を採っているようです。

浴槽へお湯を張るために2つの水栓が設けられており、一方からは加温された鉱泉が、他方からは冷たいままの非加温源泉(冷鉱泉)が、それぞれ出てきます。マニア的に白眉なのはもちろん後者の冷鉱泉で、手にとってテイスティングしてみますと、茹で卵の卵黄みたいな味や香りが感じられ、その手からは強いニュルスベ感が得られました。タマゴ感は2.1mg含まれる硫化水素イオンによって、強いニュルスベ感は49.8mgという(他源泉に比べて)かなり多い炭酸イオンによって、それぞれもたらされるのでしょう。夏の暑い日にこの非加温冷鉱泉に入れたら、最高に爽快でしょうね。なお加温された鉱泉ではタマゴ感が飛んで消えてしまっていますが、強いニュルスベ浴感はしっかり残されており、湯船ではあたかもローションのようなトロトロ且つニュルニュルな浴感が全身を包んでくれました。この浴感は病みつきになりそうです。

お風呂上がりに廊下を歩いていたら、建物の裏手で何やら工事中。この木造小屋はおそらくサウナになるのかな。この他露天風呂やキャンプ場も造るんだとか。完成が楽しみですね。

単純硫黄冷鉱泉 18.2℃ 溶存物質0.7987g/kg 成分総計0.7994g/kg
Na+:229.7mg(95.97mval%), 
Cl-:97.8mg(27.82mval%), HS-:2.1mg, HCO3-:302.0mg(49.90mval%), CO3–:49.8mg(16.73mval%),
H2SiO3:78.5mg,
(平成30年1月26日)

千葉県鴨川市粟斗1070
04-7092-1451

10:30~19:00(18:30受付終了) 水曜・木曜定休
平日1200円・土日祝1500円
ロッカー・シャンプー類あり、ドライヤー無し。

私の好み:★★+0.5

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