韓国 釜山から釜谷温泉へ

韓国


(2023年11月)
某日に私はLCCで韓国へ渡り、半島を南から北へ上がる形で移動しながら温泉や観光を楽しみました。
成田から搭乗した飛行機は定刻に釜山の金海国際空港へ到着。初日の目的地は釜山の北にある釜谷(プゴク)温泉です。まずは空港とほぼ直結している金海国際空港駅から金海軽電鉄に乗車し、釜谷行のバスが発着する金海バスターミナル最寄りの鳳凰(ポンファン)駅で下車します。


上画像の右が鳳凰駅、左がバスターミナルを擁するショッピングモールです。両者はペデストリアンデッキでつながっていますので迷うことはありません。


建物の1階手前(駅側)がバスターミナル、1階奥や2階以上はショッピングモールとなっており、2階の一角にはレストランゾーンがあるので、ここで軽く腹拵え。


エスカレーターで1階ターミナルのホールへ下り・・・


窓口で釜谷行のチケットを購入。8100ウォンでした。券面には9番乗り場から15:30に発車することが印字されています。


窓口の上に掲示されている各方面の時刻表で、釜谷行は一番左に表示されているのですが、金海バスターミナルから釜谷へ直行するバスって1日4本しか無いようです。乗り遅れたら予定が狂っちゃいますね。


さて、9番乗り場に入ってきたバスに乗車です。


車内はこんな感じ。乗車率は5割あるかないか。
車内ではすっかり熟睡してしまい、道中の様子はすっかりわからないまま・・・


約55分で釜谷に到着です。


釜谷バスターミナルの外観はこんな感じ。レトロな雰囲気たっぷり。


バスターミナル内部は昼猶暗くてガランとしており・・・


周囲もかなり寂しい様子。日本の地方と同様、ここも車社会であるためか、バス利用客は多くなく、当地を訪れる観光客の多くは車でやってくるようです。そもそもバスターミナル自体が温泉街の外れにあることも寂しさを際立たせているのでしょう。ここから2~3ブロック歩けば温泉街のメインストリートに出られますので、そちらの方へ向かうと・・・


こんな感じで、観光ホテルが建ち並ぶ街並みになりました。
日本の温泉街のような風情は全くなく、けばけばしい色合いの看板を出すホテルや飲食店が連続するような、いかにも韓国っぽいランドスケープです。でもコンビニやATMもあり、飲食店も多いので、ノープランでいきなり旅行しても不便さを感じることは無いでしょう。


メインストリート沿いの公園には足湯が設けられているのですが、訪問時にはお湯が張られておらず空っぽでした。


公園にあった温泉街の地図ですが、全てハングル表記のため全く読めず。


路傍に立つ看板には古い写真が印刷されており、そこには二人の男性と温泉櫓のようなものが写っています。
これって温泉掘削に成功した時の写真かしら。
釜谷温泉は1972年に開発された新しい温泉で、韓国では最も高温な78℃のお湯が日量6000トン湧出しているんだそうです。


大型ホテルの一角には何かの設備の蓋と思しきものがあり、その傍らには「500M」や「78℃」と記された表示が掲出されていました。こちらもハングル表記のため解読できませんが、おそらくこの蓋は温泉に関する設備の一部で、表記された数値は源泉(掘削深度や湧出温度)に関するものかと思われます。


夜の温泉街には車が次々にやってきます。みなさん温泉ホテルへ泊まるんですね。


私は適当に飲食店へ入り、活タコと豚肉のお鍋を注文。
一人旅なので黙々と鍋を突くほかない訳ですが、それでも美味かったですよ!

さて次回記事からは宿泊したホテルや日帰り入浴した施設を取り上げます。

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コメント

  1. Lunta より:

    Unknown
    久しぶりの海外温泉ですね。
    釜山は行ったことがなくて、いずれ行きたいと思っているのでこの先のご案内が楽しみです。

  2. Lunta より:

    Unknown
    >K-I さんへ
    >Luntaさん、こんばんは。… への返信

    おお、インドの温泉巡りですか!
    インド北部には結構いい温泉があるんですよね。
    楽しみにしていますので、ぜひ早めに、よろしくお願いします!

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