(2023年11月訪問)
儒城温泉にある巨大な宿泊施設「鶏龍スパテル」。
さてこの巨大ホテルの右手に、マーケットが併設された大衆浴場「大温泉」があります。今回はここで軽くひとっ風呂浴びます。
中に入るとタッチパネル式の機械があり、これで料金を支払います。
ちなみに機械の左側に写っているのは男湯の入口です。
画面には5つのメニューが表示されていますが、一般客は中央の赤い四角を選択すればOK(上2つは現役軍人や予備役、下は未就学児など)。一般料金は7500ウオンで、決済が済むと券が出てきます。支払いに際しては韓国内で使えるバーコードやQRコード決済のほか、クレジットカードなども使えるので、私はクレジットカードで支払ったのですが、現金を投入する場所が見当たらなかったので、現金決済を希望する場合はどうするのかしら…。上述のように支払機が設置されている1階エントランスには男湯入口があり、女湯は2階です。
営業時間は朝6:30~夜20:00で、19:30まで入場可能とのこと。
さてここから先はお客さんが多かったため、画像はございません。文章のみの説明となりますのでご了承ください。
機械から印字されたチケットを手にして男湯の入口へ進み、その先にある番台で券を渡すと、引き換えにロッカーキーを手渡してくれます。このロッカーキーに記された番号は、下足箱と更衣室のロッカー共通ですので、まずはその番号の下足箱へ靴を収め、更衣室へ進んで、指定された番号のロッカーを使うことになります。更衣室はとても広く、ロッカーの数も多く、パウダールームも広く確保されていますので、使い勝手は良好です。また韓国の一般的な温浴施設と同様に、浴室出入口付近には自由に使えるタオルが積んでありますので、手ぶらで訪れて気軽に入浴できるのが嬉しいところです。
お風呂は内湯のみですがとても広く、初見の私はまずどこを目指すべきか迷って、すっぽんぽんのまま出入口付近で呆然と立ち尽くしてしまいました。男湯の場合、入って右手にシャワーがあり、その奥にはたくさんのカランが並ぶ洗い場ゾーンとなっています。左手前はミストサウナやドライサウナ、そして寝っ転がって休憩するエリアが広がります。一方、右奥には20℃くらいの水風呂が設けられ、最も目立つ浴室中央には丸い浴槽が2つ連なった瓢箪形のメイン浴槽が据えられています。私の訪問時、このメイン浴槽の大きな方は湯加減は40℃程で、部分的に泡風呂装置が稼働していました。小さな方は44℃と熱く、いかにも頑固そうなお爺さんがしかめっ面を赤く染めながらじっと肩まで湯船に浸かっていました。
お湯はほぼ無色透明無味無臭ながら、やや白く靄がかかっているように見えたのですが、この靄っぽい感じが泉質由来なのか別に原因があるのかはわかりません。ただ、シャワーのお湯側配管がやけにクリーム色の付着で覆われていたり、お湯に浸かった時にサラスベながらやや引っかかるような少々硬めの浴感が得られたりしたので、もしかしたらカルシウム分が若干多いのかもしれません。なお湯使いについては不明です。
私はちょうど週末のお昼頃に訪ねたのですが、浴場内はとにかく多くのお客さんで大賑いでした。みなさん大きなお風呂が好きなんですね。お湯の質はともかく、汗を流してさっぱりした私は地下鉄でKORAILの大田駅へ戻り、KTXでソウルへと向かったのでした。
泉質等不明
大田広域市儒城区鳳鳴洞539-1
6:30~20:00(受付19:30まで)
7500ウォン
ロッカー・シャンプー類・ドライヤーあり
私の好み:★★
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