鳴子エリアの温泉を連続して取り上げている途中ですが、今回記事だけタイムリーな話題をお届け致します。
拙ブログでこれまで何度もご紹介しており、私(K-I)も個人的に応援している宮城県栗駒山の「駒の湯温泉」。
栗駒山の山頂付近がまもなく2017年の紅葉シーズンを迎えつつありますので、紅葉狩りの登山と温泉をセットにしたお出かけはいかがでしょうか、というご提案とともに、季節の便りをお知らせ致します。なお、9月16日の土曜日に下山してきた登山者の方の画像を拝見したところ、色づきはじめといった状況でしたので、この週末(9月下旬)から見頃を迎えるものと推測されます。
ご参考までに2015年および2016年の山の紅葉をご覧ください。駒の湯温泉の「そばカフェ」に置かれているアルバムの上からデジカメで撮ったので、写真の上で照明が反射しておりますが、何卒ご了承ください。山頂の紅葉は今月下旬ですが、駒の湯温泉付近の色づきはまだ先ですので、「私は登山をしない」という方は、紅葉前線が山を下ってくるまで、もう少しお待ちください。
なお宮城交通(バス)では、栗駒山の紅葉に合わせて、石越駅(東北本線)~くりこま高原駅(東北新幹線)~くりこま荘~いわかがみ平(栗駒山登山口)で臨時バスを運行します。期間は2017年9月22日(金)、23日(土)、24日(日)、25日(月)、29日(金)、30日(土)、10月1日(日)、2日(月)、7日(土)、8日(日)、9日(月)、14日(土)、15日(日)の計13日間です。予約は不要です。バスは途中、「くりこま荘」や「ハイルザーム栗駒」など、栗駒耕英地区の各所にも停車。「くりこま荘」で下車すれば、徒歩で「駒の湯温泉」までアクセスできます。さらには、往路と復路の間の時間帯に、「いわかがみ平」~「くりこま荘」間での区間運行便も1往復ありますので、登山や紅葉狩りの後の入浴に便利です。
詳しい時間帯や運賃などは、宮城交通公式サイト内の専用ページでご確認ください(サイト内のPDFで細かい情報がアナウンスされています)。
(このサムネイルをクリックしても、臨時バスのPDFへ飛びます)
なお、湯小屋ではいつものように、新鮮な温泉が豊富にかけ流されていますよ!
極上のぬる湯を存分にお楽しみください。
つづいて、駒の湯温泉の現状です。私が実際に9月中旬の連休に行ってまいりましたので、現地で気がついた点をいくつか挙げさせていただきます。
(1)定休日が変更されています
2015年秋の復活から毎週水曜が定休日でしたが、今年から毎週水曜のほか、第2および第4木曜も定休日となりましたので、ご注意ください。
なお営業時間は従来通り(10:00〜17:00)ですが、時折変更される場合がありますので、訪問の際には駒の湯温泉公式サイトでリンクされているブログ「森の温泉~駒の湯温泉通信」、もしくは駒の湯温泉日誌(ブログ)やFacebookなどでご確認ください。
(2)そばカフェに「石巻鯨カレー」が登場
駒の湯温泉の食堂「そばカフェ」では、昨年のオープン以来、北海道幌加内産のそば粉を湯守のご主人が手打ちで仕込んだ十割蕎麦をいただけますが・・・
今年から木の屋石巻水産の鯨カレーが仲間入りしました。下北沢のカレーの名店「ぱんにゃ」が監修した本格的なカレーです。鯨肉は須の子と呼ばれる貴重な霜降り肉を使っているため非常に柔らかく、複数のスパイスを用いてスパイシーに仕上げているものの、ココナツミルクを入れることによってマイルドな口当たりも実現しており、実際に口にした私の実感としましては、程よく辛いのに優しくまろやかな風味もあり、それらが一体となって奥深い味わいに昇華しているように感じられました。栗駒のお米にもよく合っており、お世辞抜きで本当に美味です。特に、鯨肉に関してはスパイスがその味をうまく引き立てており、鯨を食べたことのない人には鯨の臭みを感じず、食べたことのある人ならばあの懐かしい風味が口の中に広がるというような、絶妙な風味に仕上げられていて、よくぞここまで高いレベルの食感を実現できたものだと、頬張りながら感心してしまいました。
(3)お風呂の湯口が変わりました
お客様により安心してご利用いただけるよう、今年の夏から男女両浴室の湯口の形状が変わりました。具体的には、湯口の上にカバーを被せ、その脇に設けた換気扇を運転させることにより、湯船付近の換気性を高めています。なおお湯は以前とまったく変わりありません。
駒の湯温泉は例年通り、11月中旬か下旬で今期の営業を終え、冬篭りに入ります。冬季休業の期間に関しては、その時の気象状況(降雪や凍結など)によって変わってきますので、今期の営業終了日はまだ決まっていません。先が見えてきましたら、また改めてお知らせ致します(この記事のコメント欄か、もしくは新しい記事にてご報告致します)。
秋の行楽シーズンは、栗駒山の紅葉を愛で、そのついでに駒の湯温泉のお風呂に癒され、蕎麦やカレーを召し上がってみてはいかがでしょうか。
次回記事から鳴子エリアの温泉に戻ります。
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